少子化対策なんて1つも無い
小学校の校庭に野積みされた児童の机です。
少子化によりお役御免となり、破棄された模様です。
まともな少子化政策がされていたら、この机たちもこんな寂しく雨晒しされる事無く、今頃は児童の学習机として賑やかな教室で時を過ごしていた事でしょう。また、本来、生まれて来てこの机に座る事が出来たかも知れない児童は政策の失敗でこの世に居ません。
少子化は、良く言われるように、ジェノサイドですね。
小学校では今、SDGs教育でサステナブルの重要性について議論を良くするそうですが、そもそも日本人という存在自体がサステナブルではなく、存続不可能なことには何故触れないのでしょうかね??
学校で行われているサステナブル教育の代表格はエコです。このエコで地球温暖化防止も良いですが、地球温暖化防止という活動は言わば『テラフォーミング』である訳で、はっきり言って、一個人や一国家、あるいは全ての国が束になっても解決出来る問題では決してありません。月や火星を住める星に変えるのに近いくらい難しい話です。
このテラフォーミングよりかは、日本の人口政策、特に若年層人口の回復の方が遥かに簡単なはずなのに、それが出来ないのであれば、残念ながら地球温暖化防止というのは、今どうしてもやらなければならない課題ではありませんので、学校教育から削除すべきでしょう。
学校でサステナブル問題と言うのを取り扱うのであれば、『サステナブルな日本人人口の維持』一択です。
学校教育の他にも少子化対策には問題が多くあり、例えば、東京オリンピック村を都は民間に売却し、これらは不動産屋が転売して莫大な利益を生み出すための玩具にされてしまいました。このオリンピック村だって、子供2以上いる日本人の家庭に賃貸する、という活用手段は無かったのでしょうか?と思います。
オリンピック村だって市場原理に曝すべきだという人も多く居ますが、その何でもかんでも市場原理に曝して競争を煽った結果が少子化なのですからね。
また、いつも思いますが、子供3人居る私は、会社の仕事では賃金面、時間面、注ぎ込める人的資本の面でのハンディは大きいです。恐らく他の子沢山家庭も同じでしょう。
余りにも日本の会社の仕事は子無し労働者や子育て放棄労働者に有利過ぎます。この大きなハンディも、きちんと是正して欲しいですね。仕事をしながら国が考える所の未来の労働者を私達は育てているのですかね。
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