資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

時短勤務での手取り給料

ネットで調べても、余り時短勤務で手取り給料がどう変化したか出てきません。私の場合は、以下の通りでした。


8時間の通常勤務→391,000円

5時間の時短勤務→293,000円


5時間の時短勤務とすることで25パーセント給料減と就業規則に記載されており、その通りの結果です。しかし、月額給料29万円で5人家族は赤字ですね。私の家計は月の固定費だけで以下の通りです。


家賃→14万円

光熱費→3万円

長男、次女の保育園→2万8千円

長女の学童→3万円

長女の給食→5千円

長女の習い事→2万円

合計:25万1千円


これに、日々の買い物が5万円は行きますから、毎月1万円位の赤字になります。月額給料以外に貰えるお金は児童手当3人分が月3万5千円、ボーナスを月で割った金額が14万円程度です。これら収入を含めて漸く黒字であり、これを活用して赤字補填や貯蓄型保険、積立投信に割り当てられる感じですね。


また、私の家族は共働きですので、妻の経済状況に余裕の有る時は妻に幾分か生活費を貰う訳ですが、資産5,000万円を有していても妻から生活費をこうして集めないとならない理由は、このように生活費がそもそも赤字だからなのですよね。ストックは潤沢でも、キャッシュフローが厳しいです。これが低賃金労働者準富裕層の実態ですね。同じ準富裕層でも、年収2,000万円以上ある人は全く生活パターンが違うと思います。


しかし、頭の痛い事に今後予想されるインフレで生活費が増える事や、子供が大きくなり家が手狭になったら家賃25万円以上の家に引っ越す必要が出てくる事です。引っ越しは長女が小4になる、あと3年後と観ております。こうなると確実に大幅な赤字です。


子供3人居て共働きだと、子供の送迎、家事、育児で夫も時短勤務必須なのに、時短勤務をすると給料減らされて生活が出来ないという捻れは、『脱少子高齢化が政策』の国にしては、おかしいと思うのですけどね。時短勤務はしていても、私は並の人より多くの業務は行ってますから、きちんと労働生産性で観て欲しいですね。


ただぼーっと1日座ってフルタイム勤務する人の方が評価されて多くの給料を貰い、時短勤務でも手際よく沢山の事を行う人の方が評価されずに給料も少ない、という事をしてきたから、日本の労働生産性は先進国最下位な訳ですし、また、少子高齢化もどんどん進んでしまう訳ですからね。