マイナス4451.28ポイント、マイナス12.4％を記録した昨日の日経平均。過去最大の下げ幅とのことですね。

サラリーマン投資家の少なからずが個室トイレに駆け込み、相場チェック、売り注文したのではないでしょうか。昨日の日中は、個室トイレ取引所が多く使われた影響で、全国的に水使用量が多かったはずですね。

ちなみに、私はトイレすら行かずに多忙な業務に追われてました。暇だったとしても、その場しのぎの取引なんてしませんけどね。

下げの要因は、円高による利確、機関投資家のカラ売り、信用買いの追い証、狼狽売りなどの複合要因らしいです。確かにその通りな気がしますね。レバレッジ商品や信用取引はこういう時の脆弱性が大きく出てしまいますね。

新NISA損切りのために証券会社が電話対応に追われて居たというニュースもあり、やはり投資で儲けるというのは簡単ではないという事を実感します。新NISAが始まった今年の相場はこれまで良過ぎたので、猫も杓子も投資でお金儲け状態となっている事が是正される時が来たのかも知れませんね。

誰でも儲かってしまったら、資産額に意味は無くなってしまい、永遠に労働回帰ループからは抜け出せません。やはり、投資というのは仲良くお金持ちになるゲームではなく、出し抜いてでもお金持ちになる戦いですね。今回のような暴落で脱落、退場する人が居るから、生き残ればお金持ちに近付くのです。

準富裕層に到達したとき、私はFIREするまでに20％超の下落を最低1回、より確実なものにするには2回は経験する必要があると過去の記事で書きましたが、まさかこんなに早く1回目の20％の下落が来るとは思いませんでした。これは当初の計画通りに生き残らねばなりません。

私の買付余力は、遊ばせておくのも勿体ないのでIPO申込用資金として私、長女の複数口座に分散して保管してましたが、その内、200万円を新NISAで買付が出来るようにSBI証券に移しました。これはオートマチックピストルのスライドを引いてチャンバーに弾を送り込むような気持ちですね。今か、今かと発射のタイミングを伺っているようなものです。

勿論、予備の現金も更に200万円、いつでも換金できる米国債権120万円、純金の年間売却非課税枠が50万円あるので、現段階では最大で合計570万円、信用取引をすることなく買い付ける事が可能です。

VIX指数が60近辺なので、だいぶ底値を引き付けているとは思いますが、居合いの極意は間合いと言います。もう少し毎日1万円のemaxis slim S&P500買付作戦で様子を見ましょう。仮に底値で満足な量を買い付けられなかったとしても私は気にしません。満足な量の10％から20％、金額にして50万円から100万円くらいを底値付近で買えたら、私的には大成功なのですからね。