準富裕層と発達障害児

準富裕層、3児の父。準富裕層であれば発達障害児を救えるのかを検証するブログ。

私ならばテレワークには1円も投資はしない

他人の株ブログを眺めていると、読者相談に答えるというブログもあります。そういうブロガーは世間的に認められて影響力が大きいブログを書いてますよね。


この読者相談と言うのは反面教師も多く、他山の石として役立つのですが、今回こんな相談内容のものを見付けました。


『53歳夫婦世帯、夫年収1,100万円、妻専業主婦。金融資産510万円。テレワーク用にもう一部屋欲しいので分譲マンションに引っ越したい』


子育てにお金が掛かった結果なのかも知れませんが、53歳、年収1,100万円にしては金融資産510万円は少な過ぎです。しかし、上記の質問文章に、お金が無い理由が『明確に』書かれていますね。どこだと思います?


それは、テレワークする部屋を増やすために、わざわざ自腹を切って分譲マンションを買う、というところです。この行為が貧乏直結という事を理解していないのですよね。


部屋を1つ増やすとなると、賃貸ならば月額3万円、分譲ならば購入時1,000万円は余計にコストが掛かります。会社の仕事のためにこれだけ莫大な出費を払う意味が分かりません。テレワーク用に部屋を増設したら、会社がそれを評価してくれて給料上乗せしてくれるならばまだしも、現実は部屋が1ダースあろうが、土地が1ヘクタールあろうが、会社の評価は変わりません。


この相談者はこういう無駄な出費を思いつき、そのたびにこうして何万、何十万円と支払って来たのでしょう。それではお金が溜まる訳がありません。この方は65歳までに2,000万円貯めたいがために、今、投資に励んでいるそうですが、この方がまず一番にやらないといけないのは投資ではなく、無駄使いを躊躇無くしてしまう考え方を改める事ですね。穴あきバケツに水を注いでも一向に溜まりません。


私ならばテレワーク環境なんて会社と交渉して経費を貰うか、それが叶わないならば雑然とした部屋かショッピングモールのフリースペースで行います。実際、ショッピングモールのフリースペースでテレワークしている人も多いので不可能ではないはずです。私はテレワークに1円も掛けたくないどころか、仕事で使う文房具1つたりともに自腹を切りたいとは思いません。


65歳までに2,000万円貯める、という考え方はとても結構ですが、お金を貯めるという事を少し舐めすぎているように私は感じました。