無用な高級車が売れる事は好都合
乗り出し価格800万円のアルファードが非常に良く売れるそうです。
残クレという、ほぼリボ払いの支払い手段で、月々の支払い額が少なくなるため、低所得者でも手が届くからだそうです。
無理してこういう高級車を買うという事は、車体価格を支払うばかりでなく、多大な手数料や金利をも支払わなければならず、自ら進んで資本主義の奴隷側に全力疾走するようなものですね。高級車に興味が有るというだけで、資本主義の力がマイナス800万円となります。逆に言えば、高級車に興味が無ければ、最初から800万円下駄を履いた状態で資本主義をスタート出来るという事ですね。スタート地点で800万円は非常に大きい。
街中には、アルファード、ヴェルファイア、レクサス、ベンツ、レンジローバーなど800万円以上の車がゴロゴロ走ってる事に驚きます。現金で買える資産家は全く問題無いですが、クレジット払いやローン払いの方々は、経済面で将来大変苦労する事になるでしょうね。
私の車は乗り出し40万円の中古車で、資産額の1%未満の価格です。資産形成にほとんど影響無い金額。高級車を観る度に、私はこの人たちより資本主義で800万円分、資産の下駄を履いているという優位性を楽しむ事が出来る訳です。
つまり、高級車が沢山売れる、という事は、格差社会の上を目指すには実に好都合です。
貧すれば鈍するですので、こういう高級車のドライバーは経済面で大変余裕が無い方が多く、必然的に煽り運転をする方が多くなるという構図が想像出来ます。煽り運転をしてくる高級車を見掛けたら、資本主義の犠牲者に志願し、格差拡大に貢献してくれている奇特な方だと理解してあげるのも一興ですね。
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