準富裕層と発達障害児

準富裕層、3児の父。準富裕層であれば発達障害児を救えるのかを検証するブログ。

与えられた仕事で粋がる虚しさ

子供3人の咳込みが長引いた事に加え、長女の個別指導教室への転籍があり、更にそこに運動会や授業参観、保育参観など数多くの行事が波状攻撃で訪れ、対応に追われる日々です。


これは、ただでさえ目まぐるしい、日常的な子供のお着替え、オムツ交換、食事作り、鼻水吸引、連絡帳記入×3人分、保育園や小学校への送迎、お風呂、保湿、お薬、遊び相手にこういう予定が加わるのですから、まあ大変です。私もマイコプラズマ様症状で思うように動けない中やらねばなりません。


朝送り出す時に、今回くらいは薬を飲ませるのをサボったり、鼻水吸引をやらなくて良いかな、という誘惑に駆られます。投薬、鼻水吸引すら辛うじて出来るか、出来ないかレベルで育児というのは忙しいものなのです。


良く、インタビュー記事などて、どんな事やっているかと問われたイクメンパパは『子供の遊び相手したり、勉強を教えています!』みたいに言ってますが、こういう事しか言えない時点で、育児に参加してない事がバレバレです。育児はそんなに薄っぺらいものでは断じてありません。


私は本気で育児してますので、会社に着いた時点でフラフラ。しかも最近は子供の事で休みまくってますので、会社に着くと、まずはデスクに山積みされた書類の整理からやらないとなりません。書類整理だけで2時間要することはザラです。


それからメールチェックして、急ぎの仕事に個別対応して行くのですが、時短勤務なので新しく来た業務に費やせる時間は1日3時間しかありません。しかもどれも『至急!』『今日中でお願いします!』『あの件はどうなりましたか?』こういうメールばかり。無茶です。集計した件数を観ると前年比1.5倍の業務を充てがわれて居るのでもうキャパオーバーなのです。


知らんがな、と思いつつも、子供の急な発熱で帰らねばならない時以外は期日には間に合うようには動いてます。間に合わない場合も別に深くは気にしません。どうでも良いことです。


しかし、私が子供の発熱で突如休んだために、引き継ぎが出来ずに業務が滞った事が先週あり、他所の部門から『急に休んだ時に代わりを何故立てないの?』みたいに言われた時は少し嫌な気分になりましたね。


一々こちらは全て網羅出来ませんし、仕事なんてどうでも良いと思っている中で、こういう言葉が一番不愉快ですね。みんな、そんなに真面目に仕事してるの?そんなに優秀なの?特に、育児をせずに仕事全振りみたいな、要するに人生暇している人がそういう発言をしてくる毎に私は疑念の目で観てしまいます。


仕事に対して私は『給料さえ貰えれば結構』と割り切っているので、本当にドライになりました。こういうネチネチした言い方してくる連中に対しては『貧乏で仕事にしがみつかないと大変なんだろうな』くらいしか持てなくなってしまいました。


あれ、これってメンタルが気付けば鋼になったという事なのでしょうかね?


少なくとも、資産を持つことが、与えられた仕事で粋がる事の虚しさを教えてくれたのは事実ですね。そして、多くの労働者は資産を持ってないから、与えられた仕事を自分の仕事だと勘違いして粋がって、時にはオラついてきます。そう考えると実に滑稽ですらありますね。