準富裕層と発達障害児

準富裕層、3児の父。準富裕層であれば発達障害児を救えるのかを検証するブログ。

生活道路30キロ制限は大歓迎だが、警察の姿勢が問題

ひろみつ

今月から生活道路30キロ制限の道交法が施行されました。これは大歓迎。子供たちの登園、登校を邪魔する横暴なドライバーをようやく法律的に裁くことができる土俵に上がりました。


今まで、スクールゾーン設定された狭い道幅の生活道路の速度制限が60キロであったというのは明らかに間違いであり、子供たちの横を猛スピードで通過しても法律的に裁くことができなかったのです。


しかし、せっかく新たに設定された生活道路30キロ制限も、間違いなく宝の持ち腐れになると断定できます。それは、警察がこの取り締まりに力を入れることが構造的に不可能だからです。


まず第一に、スクールゾーンの安全運転を守らなくてはならないコアな時間は平日朝7時30分から8時30分ですが、この時間は警察の交通課の職員は大半が出勤前ですから、取り締まりに力を入れることができません。横暴なドライバーは取り締まりがないことを知っているので、速度を緩めることはしません。


第二に、警察の人員不足が加速してますので、やはりスクールゾーンの取り締まり余力がありません。


第三に、警察の意識の低さ。新設の30キロ制限道路は農道なども対象です。鳴り物入りの30キロ制限の法律ですので、各警察署は取り締まり件数を多く見せないといけません。そうするとどうか。効率の悪い学校前の住宅街で取り締まるのではなく、タヌキかイノシシしか通らない、人的危険性の低い農道を重点的に取り締まります。ここでも、スクールゾーンを歩く子供たちは保護の対象から外されます。


警察官の子供を守る意識の低さは私自身恨みがあります。まだ3歳の長女を抱っこしてスクールゾーンを歩いて保育園に向かっていたところ、後ろから来た黒のベンツにクラクションを鳴らされました。抗議したら、そのドライバーが降りてきて長女を抱っこする私を突き飛ばしてきました。私は110番通報しようとスマホを取り出すと、ドライバーは私のスマホを強奪。このあと、スマホを取り返して通報し、相手を暴行罪で逮捕してもらえるかと思ってました。


しかし、現場に臨場した神奈川県警の警察官は「スマホを取り返そうとしたアナタ(私のこと)も暴行罪です」といって相被疑事件にし、結局、私は被害届を断念せざるを得ませんでした。


先に幼い女の子を抱えた私に対し、クラクション鳴らし、先に突き飛ばし、先に私のスマホを奪った。これと、私がスマホを取り戻そうとした行為が同列の「暴行罪」で片付けようとするのが、現状の日本の警察の認識だそうです。ちなみに、例えばスクールバスを追い越すことすら有罪である、子供保護の意識の高いアメリカで同様のことをしたら、今回のドライバーは重大な児童虐待行為に当たると認定され、間違いなく禁固刑にはなるようです。


スクールゾーンの意味、児童保護の意味を警察が理解できてないので、今回、せっかくの生活道路30キロ制限も、恐らく無駄なことで終わるでしょう。