資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

中間層が激減は相当な恐怖

日本は中間層が減少し、富裕層が少しだけ増加し、貧困層が大幅に増加する未来だそうです。それが下の図です。


この図を見る度に私は恐怖しますね。アッパーマス層や準富裕層でも5,000万円ギリギリ保有する程度では、ゼロ円の重力に引っ張られて貧困層になる、という事ですからね。


そして2025年問題では、労働者は少ない手取りに対し、過大な保険料や年金の支払いで貯金できなくなる見込みだそうです。しかも、2025年がピークの問題ではなく、2040年頃にピークが見えてくる、という長い長い問題の様です。


2025年問題は少なくとも私の現役期間は解消しない、という事ですからね。そうなると、貯金がこれからどんどん難しくなるわけです。子供達の進学やインフレを考慮すると、このままではゼロ円の重力に捕らえられて貧困層に転落するのは目に見えております。


現在まで続く円安トレンドの起点である2021年末頃までにドル資産で1億円以上有していた人たちは、きっと富裕層という成層圏に到達し、これからは地上を離れてドンドン資産を増やして行けるでしょう。しかし、その時点で数千万レベルだと、1億円という成層圏に到達する前に地面に引き戻されてしまう感じになるような気がします。


日本は、過去栄えたフィリピンやアルゼンチンみたいな没落コースでしょうから、歴史に学ぶとすると、資産無くては生きていくのが本当に厳しいですね。今が貯金する最後のチャンスかも知れません。


ほんの2、3年前までアッパーマス層の次は準富裕層、次は富裕層を目指してステップアップすれば人生上がり、という風潮でしたが、今はだいぶ変貌してしまった様に思えます。今後、国民の大半が投資への入金力は低下するでしょう。そうすると恐らく、準富裕層の下位クラス程度では、まだまだゼロ円の重力からは脱出出来ない気がしますね。