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アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

英語再び

10年以上前、4年ほどガチで英語を勉強していた事があります。方法はNHK実践ビジネス英語のビニエット(英会話)のパートを全部覚える方法です。


毎月10ページ分のビニエットがあるので、かなりのボリュームですが、5ページ毎に分けて一気に暗誦出来るまで練習しました。ちなみに、200回以上は繰り返さないと覚えられません。


付属のCDも使い、シャドウィングもしましたが、実践ビジネス英語は文と文に間が少ないため、完全に暗記してからでないと私は難しいかったです。それでも、20ヶ月分、200ページのビニエットはやり切りました。


この時、発音記号を正しく学んだ上で自己流で発音を練習しては居ましたが、いまいち正しいのか確信が持てませんでした。例えばAの発音が4種類(以上)あるという事を知らないと、badという発音すらネイティブには通じない事は知識としてはありましたが、これを確かめる術は独学では無かったのです。


そこで、2年間だけ発音をプロに習うという意味合いでECCに入学。2年目は入校案内には書かれて居なかった、隠しダンジョン的な上のクラスであるビジネスクラスという所でした。同室の生徒はCAの内定大学生、商社マンなど、英語ガチ勢でしたね。


ここでは分かりやすく敢えてカタカナで説明しますが、


・例えば文頭のCanをキャンではなく、ケンと発音する。

・母音に挟まれたtはdの発音に変化する。例えばbutterは「バター」ではなく、「バダー」。

・これは人の癖にも依るが、trやdrのつく単語はチュリ、ジュリに近い発音をする。treeはツリーというより、チュリー。dreamはドリームというよりジュリーム。


他にも沢山発音テクニックを学びましたが、どれも発音記号では理解出来ないもので、これにより発音が自然となり、聞き取り力も大幅に改善しました。


こうしてこのまま英語を勉強したかったのですが、この後中国寄りの仕事が多くなり、中国では全く英語が役に立ちませんでした。今度は同様の暗誦とシャドウィングで中国語を学び、中国語への熱意を会社に伝えて中国赴任の内定まで行ったのにコロナで中止。ヤケクソで中国語検定2級まで取得したは良いものの、結局今度は中国語の出番がほとんどありませんでした。


こうして10年近く放置していた英語ですが、ここに来て外国人とやりとりする必要があり、しかも実地面談というピンチっぷりですね。あと半月しかありませんが、昔買った実践ビジネスの内、未学習分のものを引っ張り出してきて、再度練習する事に。勿論間に合うとは思ってませんけどね。


ただ、英語の方が教材が豊富にあること、学ぶ環境が恵まれて居る事(ダウンロードによるリスニングコンテンツが多い。中国語で上級向けは未だにCDプレイヤーを持ち歩かねばならない)など、ストレスフリーですね。


あと、やはり思うのが、英語にしろ中国語にしろ、暗誦すると頭に適度な負荷が掛かり、やり終えた後の頭がとても気持ちよいのです。脳の隅々まで血流が行き届いている感じがします。今回のビジネスシーンでは英語は到底間に合いませんが、次回に備えるために勉強するのは有りだと思いました。