準富裕層と発達障害児

準富裕層、3児の父。準富裕層であれば発達障害児を救えるのかを検証するブログ。

水汲み5キロ行

近所のスーパーのRO水が故障で、麦茶、ミルクに使う水に困ってしまいました。RO水装置が直るのは半月掛かる模様です。


スーパーで水を買うと、大体12リットル500円もします。1日4リットル、半月60リットル使うとして2,500円。もったいない。


そういえば会社の近所に、同系列のスーパーがある事を思い出しましたので、家から空のRO水専用ペットボトル2本を持って出勤する事にしました。正気ではない。完全に不審者ですね。案の定、会社に着くや否や、乗り込んだエレベーターには人がいっぱい乗り合わせており、ジロジロペットボトルのトートを観ておりました。節約のための行動ですから、気にしないですけどね。


その後、昼休みに会社の自転車を借りて3キロ程度離れたスーパーにRO水を汲みに行く事にしましたが、ついでに90円分、別の店に寄って来店ポイント獲得しました。


昼休みに採取したRO水8リットル。市販で買うとなると350円掛かる水です。


先の来店ポイントと併せて昼休みの間に440円相当のポイントと商品を貰った計算です。440円の為に昼休みに疲れる外出して意味有るの?と感じるかも知れませんが、世の中にはお金を支払ってジムで運動する人も大勢居ます。


私はポイントや商品を貰って運動したのですから、強ち経済合理性に欠く真似はしてないと考えますね。


こうして帰りも電車、及び徒歩30分の道程をRO水8キロ担いで帰る事にしました。これまた完全不審者ですが、持ち帰るだけで350円の報酬みたいな物ですから喜んでやります。


この帰りですが、こういう時に限ってまたまた会社の同僚と一緒になって帰ることになりました。同僚にはこの水を持って帰る私の行為にどうやら理解が出来ないようで、「少し惨めかも知れませんね」という感じで言われてしまいましたね。いやいや、惨めどころかこの水を電車や徒歩で持って帰る馬鹿馬鹿しさが最高に楽しいのですけどねぇ。


ついでに私はセルフ散髪をし、服もボロボロを着て節約しており、それをバレない形で誤魔化しているのですが、その事を節約の大切さの例として説明すると、あまり肯定的には捉えられては貰えなかったようで、「節約なんかよりも、良い服着た方が良いですよ」とまで言われてしまいましたね。


決して着こなしに拘りが無いわけでもなく、上手くボロがバレないように着てるので、言わない方が良かったかも知れません。しかし、一般的な人だと物を限界まで使う美学はやはり、理解出来ないようですし、人からどう見られるのか気になる、という事も強く有るのですね。私は人からどう見られようとも構わないのですっかり忘れておりました。


私は最近思うのですが、「ボロを着ても心は錦」、ではなく、正しくは「ボロを着ているからこそ心が錦」なのではないかな、とすら思います。


何はともあれ、無事、家にRO水8リットル持ち帰る事が出来ました。350円節約するためにこれだけ思い出深い1日になったのですから、十分元は取れましたね。