資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

社外に出せる人、出せない人

配属3ヶ月にして、部長から早速、社外に出て対外的付き合いの役割をして貰うと打診を受けました。




営業活動ではなく、業界団体や行政などの窓口係をやるイメージです。あれ?同年代で在籍歴の長い社員も部に沢山居るのに何故私にその役割が?


よくよく考えると、外に出せる社員って意外と少ないのかも知れないのですよね。見た目とか、無難な対応が出来るかとか、そういう所が大事かもしれません。


必要最低限しか持ち合わせてない私ですが、消去法で今回もこの対外的付き合いの係に就くことになった気がします。内心はカネの事しか考えてませんし、会議中も投信売買タイミングや、ポイ活、クレカキャンペーン位の事くらいしか考えておりませんが、表面上は胸を張って大丈夫です。もし私がサトラレでしたら、一発でクビでしょう。


1つ懸案事項として、私は元来人見知りなので、会議でも必要案件以外は黙して語らずが一番落ち着くのですが、対外的付き合いだとそうもいかず、話すべき場面では話さないと行けなくなりますね。


ただ、こういう役割も、貯金残高が増えてくると同時にそんなに肩肘張る必要無いと気付いてしまいました。どうせ頑張っても頑張らなくても貰うお金変わらないしテキトーで良いんじゃない、これ。そう思うと非常に楽ですね。最近は、役員相手でも、サラリと自分の言葉を放つ事もありますね。これこそ、パワーオブマネーかも知れません。


そして、このパワーオブマネーですが、中途半端にお金を持ってしまうと、仕事は極力頑張らず、合理化ばかり考えるようになります。自分というリソースを大量に消費するのが馬鹿馬鹿しいのですよね。


合理化ですが、例えば一度ぶち当たった疑問を解決したときは、必ずExcelに記録して、根拠となる出典のハイパーリンクやURLを貼り付けて見返す事が出来るようにするのです。


これをすると、電話問い合わせなど急にあったときにも、Excelで検索すればきちんと根拠を示しながら返答が出来ます。仕事が出来ない人は根拠無く返答し、自分の考えで答えようとします。一方、仕事が出来る人は必ず根拠を示して返答し、自分の考えではなく、客観的事実を示します。例外はありません。


私は凡人なので、表面上だけでも仕事が出来る人の真似をしています。Excelを活用する事で記憶力や頭の回転に少々欠陥があったとしても、全然大丈夫です。時々返答出来ない質問が来たら、その道に詳しい人に教えて貰って、Excel上に根拠となる出典情報を増やすだけ。永遠とこれの繰り返しです。


この単純作業だと気付いてから仕事で病む理由が無くなりました。いつも合理的判断で最速、最適な仕事が出来るからです。単なる作業なので、私は何も考えてません。問い合わせを受けた最中にも「今日は金価格暴落してるなぁ」とか「最近は昼ご飯抜きばかりだからたまには昼ご飯食べるかな」とか、そんな事ばかり考えてます。


外出すると、このカンニングペーパー的なExcelは使えませんが、ほぼ同様に事実を客観的に含んだテンプレ文章を話しておしまいです。しかし、それが良いらしく、ありがたい事に慕って下さる方が必ず出てきますので、懇親会で困る事もありません。内面は盆暗ですし、仕事に1ミリも興味無いですけどねw


いずれにしても、自分の考えを仕事に持ち込むとそれが誤って居た場合、大失敗しますし信用を失います。特に対外的付き合いでは、如何に客観的事実を述べられるかが大事であり、それが出来ない人はやはり社外には出せない人、と思われるのでしょうね。