資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

手取りたったの35万円

人事制度が突然改悪されて3年目の勤め先。私の場合、本来予定されていた年収カーブの年収より100万円ほど少ない訳ですが、本日の給料明細を見て、悲しくなりました。その額、たったの35万円ですよ・・。労働者、舐められまくってますね。


新人事制度が適用される前に副部長や部長レベルに到達していた私より5年以上年が上の世代は、頻繁にタバコ休憩しようが、仕事してなかろうが、無関係に年収1,200万円です。そして、さらに10年以上年が上の世代である検査部門の部長が、機器やデータの扱いが全く出来なくて衝撃を受け、私が技術員として指導に当たった事が以前あったのですが、その全く仕事を理解していない部長が今や役員ですからね。


就職もつらかった。若い頃は薄給でパワハラに耐えた。そしてようやく給料が上がる年代になってルール変更で給料の高い役職はお預け。それが氷河期世代というやつだ。



ただ、私と同年代の氷河期は氷河期の人でも、企画とか新設の技術部門など、目立つ部署に居るだけで副部長やそれと同等の役職に就いてやはり年収1,100万円です。あまりに私の給料が少なくて他の人の給料まで会社規定で調べてしまいました。月の手取りで15万円、年収で300万円近く差が開いております。


こういう風に、会社内で、コンサル的なチャラついた仕事が持て囃され、大した責任もなくどんどん出世して給料貰って、歪みまくりです。そういう人たちは意識高い系を演じているだけで良いのですからね。別に適当に企画を提案してポシャっても、誰にも迷惑掛かりませんし、顧客に謝る必要ないですからね。


私は間接部門で、当然の事を当然に行うだけですが、会議の手配、資料作り、司会、その後の社外機関とのやり取りなど、見えないところで非常に責任の重い仕事してます。本日も前任者の残した仕事の中で、核廃棄物並に取り扱いの難しい、顧客に出せないような間違いを見付けてしまい、対処に苦慮してましたしね。数字一個ミスっても顧客に謝らないといけないのに、何行も実態と違う事が書かれて居たのですから・・。当然、穏便に処理しましたけどね。


でも、こういう、本当の意味で仕事をしている人はほとんど評価されず、チャラついた目立つ人ばかりどんどん上に上げていく体制を続けるのならば、もう先は長くないかもしれません。


会社がクソなら、やはり資産を積み上げるしかないです。そして、きちんと仕事をしてきた私を評価して来なかった会社には、それ相応の退職方法で迷惑を掛ける積もりです。


こうして書いてみると改めて思うのが、恐らく、今の仕事の前任者もそのパターンで転職していきましたね。残念ながら、その迷惑を被るという貧乏くじを引いたのは私でしたが、私は最低限やらねばならない仕事に対してはきっちりやりたいので、不十分な引き継ぎであっても、ルーティーンはシステム化してほぼ自動化しました。思考能力ゼロでも、予測される課題に対してはいつも同じ文言で返ってくるシステムなので、最速、最適解です。


前任者が消えた事による会社へのダメージはゼロ、寧ろ鬱病で不在勝ちな人の分まで仕事してますので2.5人分は働いております。前任者の残した爆弾から信管を抜き取る事で、その怨みを無事、成仏出来たはずです。