準富裕層と発達障害児

準富裕層、3児の父。準富裕層であれば発達障害児を救えるのかを検証するブログ。

買うと人生終了の新築一戸建て物件

資産額が貯まってくると、近所の分譲物件の立地、敷地面積をチェックするのが楽しみになってきます。


そして、価格を見て絶望。不動産価格だけ見ていると、資産5,000万円超の準富裕層クラスの資産であっても、購入した瞬間にマス層に転落してしまうのです。


首都圏一極集中と円安で不動産価格は上昇しています。一方、給料は減り、税金、雇用保険料の類は上がっていて手取りは大幅に減ってますからね。不動産取得の難しさでもr>gが痛いほど効いていてつらいところです。


そんな中、これ買うと一発で人生終了するな、という恐ろしい分譲新築一戸建て住宅物件を見付けてしまいました。


売値7,000万円の新築一戸建て物件。



ちなみにこの物件はもともと古家付で4,000万円で売られていたものでした。古家を取り壊し、新築一戸建てとして7,000万円で売り出されております。


以前建っていた古家なのですが、前オーナーが新築で建て、わずか2、3年程で取り壊されております。なぜそうなったかというと、幹線路に面し、尋常でないほど煩い事と、背面に人通りの多い歩道があり、ストレスの掛かる住環境だったため、前オーナーがすぐ手放したためです。


中古戸建ては売れませんので、古家取り壊し費用と新築費用3,000万円を上乗せされて新築戸建てとして売り出されたのがこの物件だったのです。


実はこのサイクルは初めてではなく、その前も同様に古家→新築でした。なんと、古家→新築→古家→新築、の輪廻転生が起きております。住みにくい物件の特徴ではないでしょうか。


もしこの一戸建てを7,000万円出して購入した場合、煩くストレスの掛かる環境に耐えて生涯の住まいに出来れば良いですが、耐えられなくなり手放すどうなるか。


土地が4,000万円で売れるとしても、古家付ですので1,000万円差し引かれる可能性があります。この場合、売り値は3,000万円にしかならないかも知れません。


そうなると、7,000万円から3,000万円差し引いた4,000万円が住宅ローンとして残り、無事、人生終了します。投了です。


家を購入するのは本当に難しいです。よほどその土地や地域に精通していないと、高値を掴まされるのです。資本主義社会は本当に厳しいですね。