私は車の運転が好きなのですが、オートマ車よりも断然マニュアル車の方が好きです。のんびりギアチェンジするだけで幸せですし、安全面でもマニュアル車が有利。
例えば下り坂でバックしなければいけないとき、オートマだとアクセルを少し強めに踏まないと後退しませんが、ここでグワッと勢いよく後退してしまったときにブレーキの踏み間違いをすると大惨事になります。これがマニュアルならばアクセル開度に加え、クラッチでも後退速度を調整できますので、フェイルセーフティにもなるのです。
私はマニュアル車の方が車は安全だと思います。
ただ、マニュアル車=スポーツカーかコンパクトカーというメーカーイメージがあるようで、現在市販されているマニュアル車にセダンもミニバンもありません。以前はエスティマエミーナ、ルシーダとか、最近はNV200やタウンエースなどマニュアルミニバンがありましたが、絶版車だったり、商用車だったりして、なかなか実際に所有に至るのは難しい。
旧型カングーはミニバンながらもマニュアル車がありましたが、少し古い割に値段が高いので見送りしてました。そして、現行カングーはマニュアル車が残念ながら日本向けラインナップにはなし。
そんな中、限定車でマニュアル車のカングーが発売されました。値段は409万円と良心的。
今の私の保有するミニバンはオートマ車なので乗り換えを検討したくなりますが、答えは否ですね。
カングーマニュアル車の乗り出し価格は500万円くらいになるでしょうから、そうするとほぼ1年の手取り年収くらいになってしまいます。たかだか、10年程度しか乗らない車のために、1年無駄にするのは余りにも勿体ないのです。
また、最近は、車の楽しみはお金を掛けないというジャンルにも私は目が行っており、現保有のミニバン(乗り出し40万円)という破格であったことの喜び>マニュアル車のミニバン、という図式です。この乗り出し40万円のミニバンは乗り始めて3年目になりますが、エアコン故障以外はトラブルもなく、大変お得に乗れているのです。
このお得に乗れている>マニュアル車の楽しみ、という状態ですから、今のところ乗り換えには考えが至らないのですよね。
しかし、日本車の中古車は新車より価値の低いものと見做されて安い値段がつけられてます。まさに宝の山ですね。