準富裕層と発達障害児

準富裕層、3児の父。準富裕層であれば発達障害児を救えるのかを検証するブログ。

貧窮問答歌

物価高が生活を圧迫しているとのニュースが増えてます。


物価上昇は、実は20年くらい前から大体予想ついてました。日本は少子高齢化で円の力が弱くなり、輸入品の値段が上がるだろうし、人手不足から人件費も高騰してサービスの値段も上がるという事は少なくともこの20年前私が大学院生だった頃から薄々感じてました。


最近までデフレが20年続いていたものの、その考えは一貫して変わらず、ボーナスや給料からインフレに強そうな純金や投信を少しずつ私は買っていき、今日があります。物価高に備えて来た訳です。


ここに来て、その日の享楽のために給料を使い果たして来た人たちがこうして物の値段が高いと言い出している気がしますね。何か対インフレ策を取って来なかったのでしょうかね。


例えばこの画像。


生活苦を訴える人は『何をしたら物価上昇が落ち着いていくのか教えていただきたい』という感じで、ほぼ決まって他力本願です。教えていただきたいと言ってますが、どの人が教えてくれると思っているのでしょうか。


インフレが実際に始まった今、実質給料は低下してますのでこれまで蓄財をしてこなかった人が蓄財をしていくのはほぼ無理です。そうすると、日々の生活で悪戦苦闘し、IQが下がり、ますます蓄財を考える事すら難しくなるというサイクルに陥ってしまいます。


準富裕層に達した今、物の値段に驚きながら買い物をする事もありますが、それ以上に資産が日々増えてますので、インフレもこの分だと何とか乗り切れるような気持ちです。油断は禁物ですけどね。もともと私は買うものが少なく、買ったとしても割引率やポイント還元が大きな食品ばかり購入してますので、インフレ前と比べてそこまで値段が上がった気もしないのですよね。


『買い物のレシートを観て、前よりも金額が高くなって驚いた』みたいなニュースも見掛けますが、割引品やポイント還元品をきちんと狙えばそこそこコストも抑えられると思うのですがね。


インフレになってる事に加え、社会保険料がどんどん増えて手取りが減少していく2025年問題も来年から始まります。今まで以上に気合を入れて蓄財に取り組まないと、人生詰みます。


節約に加えiDeCo、新NISA、やれるものは全てやるべきでしょう。毎日何となく喫茶店に入ったり、頻繁に高いランチを食べたり、残クレでアルファードに乗ったりしている場合ではありません。お金も無いのにそういう贅沢をする人は、根底にいつか誰かが金銭面で助けてくれるから大丈夫、という甘えがあるものだと私は思いますね。

拠出した瞬間、約43パーセント含み益になるiDeCo

12月の改正で私も加入出来るようになったiDeCo。いまいち地味に見える制度で人気ありません。勤め先の会議の時間、議題なんて全く聞かない代わりに、私はiDeCoの優位性を頭の中で何度も反芻しておりました。


結論。私の場合、iDeCoを拠出した瞬間、含み益が約43パーセント得られる、という事実。


これはどういう事かと言うと、年収700万円程の私は月20,000円iDeCoに拠出した場合、6,000円の税金還付が受け取れます。つまり、14,000円の拠出で20,000円積み立てられるという事です。


税金還付後の拠出額に対して積立額増額の割合を計算した場合、


(20,000-14,000)÷14,000×100=42.8パーセント!!!


実に拠出直後の含み益が約43パーセントです!!!ほーら、来た!!!これですよ、これ。制度のバグを見付けてしまいましたね!!!この世界に虹が広がったかのように脳汁が溢れかえる。酒なんかより、パチンコなんかよりも、絶対にこういう事を考えていた方が楽しいですね。


まさに、人の行く裏に道あり花の山。


新NISAは国民の25パーセントが加入するに至ってますが、iDeCoはこんなに美味しい制度にも関わらず加入者はかなり少ないです。こういう所に本当のお宝が眠ってます。最初から含み益43パーセントであれば、拠出直後にリーマンショック級の暴落が来ても十分耐えられるでしょう。年間手数料約4,000円掛かる事や受け取りの時に退職金、ないし雑所得として税金を取られますが、これも最初から43パーセントの含み益が載っているのですから誤差のレベルです。


株式ブログ観ても、iDeCoの事に触れている人はほとんどいません。恐らくアドセンスを考え、閲覧数稼げなさそうなiDeCoは記事にしないのでしょう。私はアドセンスも広告収入も興味ないのでいつも好き勝手記事に書いてますので、非常に有益な情報をいつも書いてますからね。


iDeCoを始めるに当たり、確定拠出年金のマッチング拠出を止める手続きを勤め先で行いましたが、まだ誰もマッチング拠出を止める申請はしてないとの事でした。こういうちょっとした積み重ねが後々、数千万円となって返って来るのです。会社の会議を真面目に聞いている場合ではありません。自分の資産や人生にもっと向き合いましょう。

来月改正のiDeCoを始める

来月、iDeCoが改正され、聞きかじった話ではどうやら資産形成に圧倒的な優位性を持つことになりそうです。


正直言いまして、このイルカみたいなゆるふわキャラクターのiDeCoが、まさか新NISAを凌駕するエグいパワーを誇るとは思ってなかった・・


2024年12月の改正で、DB、DCを導入している企業の会社員である私は、iDeCoの投資枠がどうやら月20,000円ある模様です。この場合、私の年収くらいだとiDeCoによる節税効果は72,000円の模様。


これまで、確定拠出年金にプラスして拠出するマッチング拠出額を私は11,000円に設定してましたので、マッチング拠出をやめてiDeCoに移行すれば月の拠出額を9,000円も増額出来ます。これを元に計算すると、72,000×9,000/20,000=32,400円、年間の節税額が増える、という事で宜しいのでしょうかね?非常に嬉しいですね、生きる希望が湧いてきました!


また、ここからが凄いことに、iDeCoにはiDeCo一時金を受け取ってから5年後に会社の退職金を貰えば2度退職金控除が受けられる5年ルール、及び、会社の退職金を受け取ってから19年経過してからiDeCo一時金を受け取ればやはり2度退職金控除が受けられる19年ルールなるものが存在するようです。世間は5年ルールに注目しているようですが、私は19年ルールに注目。


一時金は75歳までに受け取らねばならない、というルールはあるのですが、会社を55歳で退職し、74歳で受け取れば、会社の退職金控除とiDeCo一時金の退職金控除がダブルで受け取れてしまうのです。これは活用しない手はありません。また、44 歳から始めて74歳までの悠久とも言える運用期間の利益が非課税ですし、素晴らしいかも知れません。


2度の退職金控除を是非、利用してみたいですね。もともと55歳までに退職を目標にして生きていましたが、益々、55歳までに退職したくなりした。


iDeCoは年間4,000円くらい?の手数料が掛かりそうですが、30年運用しても手数料合計は12万円ですので、恐らく運用益や非課税メリットの方が何十倍も大きくなるので大丈夫でしょう。


まあ、30年向こうの話なんて分かりませんし、19年ルールも廃止されてしまうかも知れませんが、うだうだ言っても始まらないので取り敢えずSBI証券でiDeCo口座を作っている最中です。


思えばこれまでiDeCo開設には法律的に勤め先の許可が必要でしたのでiDeCo始めたいと人事部に相談しても取り合ってもらえなかったのが10年くらい前の出来事でした。それが今回の改正で勤め先の許可も不要になりましたので、とてもありがたいですね。