有給を取ってセルフ医療ツアーをしました。ツアーの内容は、人間ドック、大腸内視鏡検査の結果を聞きに行く、そして歯医者です。
3ヶ月前から綿密にスケジュールを組んでいましたので、予定はギチギチです。子育て勤労者ですから、全く無駄に出来る時間がありません。
朝、いつも通り子供達のお着替え、朝ごはん、送り出しをした後、人間ドックの医療機関に向かいました。8時30分受け付け予約のところ、8時45分着でしたので、少し遅刻です。私は基本的に時間厳守派ですが、子供の送りがある朝に関しては仕方ありません。もともと、遅刻を想定済みです。
人間ドックで私が最も恐れる物はヘモグロビンA1Cの数値、及び、膵臓です。ヘモグロビンA1Cの値が高ければ即、糖尿病決定ですし、膵臓は膵炎や膵臓癌が見つかったら、ほぼ人生終了決定です。
今の年齢だと次に腎臓、次に胃、次に肺、最後に肝臓が怖いですね。大腸は、個別に大腸内視鏡検査で警戒してますので、今回の人間ドックでは余り気にしてません。
いずれにしても、私が一番に恐れている膵臓の様子を念入りに観察してもらう必要があります。腹部エコー検査の妨害にならないよう、昨日は食事軽めにし、朝はきちんとトイレを済ませた上で、布団をゴロゴロのたうち回って腸内ガスを排出してからエコー検査に臨みました。
更に念入りにエコー検査前に『膵臓が見えにくいので、良く確認して頂きたいです』と申し出ました。そのおかげか、エコー技師さんに『とても膵臓は良く見えましたよ』という事で、バッチリ膵臓が写っている画像を見せて貰い、一安心でした。
後は、血液や身体検査の後、最大の艱難を伴う胃の内視鏡検査を耐えれば良いだけです。胃の内視鏡検査は、何回やっても『この瞬間停電したり、胃カメラの制御装置側が壊れて止まったらどうしよう』という謎の心の声に怯えます。そして、毎回のように、医師の先生に『胃カメラモニターを見てて下さいね』と言われますが、そんな心の余裕はありません。目を閉じて耐えるがやっとです。
こうして胃内視鏡を耐え抜いた5分でしたが、胃の状態も問題無しでした。余談ですが、エコー技師さんもそうでしたが、胃内視鏡検査の医師も去年までおじいさんみたいな人だったのに、今年は一転、びっくりする位、若く綺麗な女性でした。こちらは検査に必死なので、どんなに綺麗な女性が目の前でも、兎に角、早く終わりますようにと目を閉じて祈ってるだけなのですけどね。
こうして無事、人間ドックは全て健全な結果で終了。最後、医師の面談でも余り細かい事は気にしなくて良いので、このまま健康を維持してください、という事でした。取り敢えず、膵臓も糖尿病も今回は心配要らないのでホッとしました。
人間ドックが終わったら、医療機関で貰える食事券を使ってラケルでカレーオムライスランチを頂きました。
普段、1人で外食する事はほぼ無いため、こういうオシャレランチは緊張しますね。まだ昼前で空いていた事と、余りにもドギマギしていたせいか、店員さんに頻繁に気に掛けて貰って色々説明して貰いました。
しかし、この内容の美味しいランチが1,300円とは、インフレが進んだと言われる世の中にしては、随分安いものだなぁ、と感じましたね。家族5人で食べてると6,500円。毎週土日に1回ずつ、年100回この値段のランチを家族で食べると65万円で、年収の10パーセント。そう考えると高いのかな?
今回は1,000円の食事券を使用し、300円のランチでした。
ラケルを後にしすぐさま、3ヶ月前に行っていた大腸内視鏡検査の結果を聞きに行き、大腸内視鏡カメラも問題無しとの事でした。わずか5分で診察終了。良かったです。
最後に何時もの通り、25年来お付き合いのある歯科に歯科健診に向かい、やはり、時間ぴったり。こうして無事、医療ツアーを終えたのでした。