長女は発達障害
長女は生まれた時から喜怒哀楽が激しく、発達障害を疑っておりました。そのため、市のリハビリセンターの心理相談で臨床心理士、医師の相談を今年4回に渡って受けてみました。
本当はもう少し早くから相談したかったのですが、ここ1、2年はコロナで医療機関に行くのが難しい時期でしたね。
医師からの説明で、長女は自閉スペクトラム症であると診断を受けました。幼児人口の10パーセントに満たない症例だそうです。私はこの診断に驚く事が無かったばかりか、長女に対してより慈しみを持った気がします。
この診断を得る前に、私は保育園の先生複数人に何度も伺った他、定期的な面談とは別に複数回、特別に面談して貰いました。そこでどの先生からも得られた一致した見解が、『以前は情緒の乱れが確かに在ったが、今はそれも成長してきて普通の子供である』、『娘は保育園で問題行動が全くない』、『怒ったり他の子を叩いたりする事はなく、優しい』、『明るくムードメーカー』との事でした。
自閉スペクトラム症で行動や感情をコントロールするのが難しいはずなのに、それを必死になって抑えこんで普通に振る舞う事自体、非常な困難に立ち向かう事であり、称えるべき事なのです。まだ年端も行かない子供ですから、頑張り過ぎている事でしょう。
確かに今はコミュニケーションがとても難しい気がします。例えば長女が唐突に『私はお父さんに怒られて悲しい』と言って来るので、いつどのような事で怒られた話の事を指しているを問うと、『だってお父さんに怒られちゃったから』という感じで、質問された事が理解出来ていません。
長女が『今日は公園でプールだった』と言ってきたので、私が『公園にプールあったの?』と問うと、『水着きて噴水のところで遊んだ』と答えました。水着を着た=プールだったと思考が短絡し、言葉に出てしまうようです。
これが5歳児の会話レベルか?と考えると、恐らく少し不足しているのでしょう。幸いIQは106と平均より高く、頭は良いのですが、言語化能力と、視覚にない情報の処理能力が低いようです。
長女の発達障害をどう受け止めるか。幼少期に孤立などし、そのトラウマをきっかけとして青年期に精神病を発症するリスクは気をつけなければいけないでしょう。それを念頭に置きつつ、私はそれ以上に長女の頑張りを理解し、頑張り過ぎないようにしてあげたいと思います。
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