資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

どうしても車が必要ならば燃費は無視して中古車一択

お金を節約しているなか、どうしても車が必要ならば、新車に拘ってはダメです。中古で100万円未満の物をメーカー系のディーラーで探すのが良いですね。


また、燃費節約のため、ハイブリッドという選択を取ってしまいがちですが、金持ちを目指すのならば、中古であれば燃費なんて一切考える必要が無いと思います。以下、理由です。


去年1月、私は燃費が7キロの中古ミニバンをメーカー系ディーラーにて乗り出し合計価格40万円で購入しました。同様のタイプの車をハイブリッドで買うと、乗り出し300万円です。


乗り出し時点での価格差は260万円ありますが、これはガソリン価格180円として、約1万4,000リットル相当。燃費7キロのミニバンだったとしても、10万キロ走れます。値段の安い中古車を買えば、後は幾ら燃費悪かろうと、ほぼ気にしなくて良いという事になります。


ここまでは、投資をしない人が車を買った場合の車体代ベースの話のみです。


もう一つ、この260万円を使わなかった事で、私は投信を1円も取り崩す事無く車買い替えをできました。寧ろそこから1年掛けて私は長男、次女のジュニアNISA、及び夫婦の積立NISAで260万円分のemaxis slim S&P500購入する程度余裕が出来たほどです。これは新車を買ってたら無理だった投資です。


ここで、私のメイン投信emaxis slim S&P500は車購入時の去年1月から現時点までで約19,000円から28,000円、つまり47%の上昇を果たしました。結果、260万円の投信を取り崩さなかった事で、その使わなかった260万円が382万円に化けました。


あの時、新車のハイブリッド車を買っていたら、燃費は20キロ以上だったかも知れませんが、流石に382万円分も燃費だけでは取り返せません。しかも、この382万円は現時点での話ですので、米国株の平均リターンである利率10%で考えると更に来年は38万円、再来年は42万円のリターンとなるのです。


燃費が7キロでも、流石に年間38万円や42万円もガソリンを使う事は無く、せいぜいガソリン代は年間20万円です。18万円以上余ります。


ちなみに、ハイブリッド車と言えどもガソリン代は掛かりますから、年間5万円掛かったとしても、ハイブリッド車は年間僅か15万円節約出来るに過ぎません。現段階382万円の差がありますが、差を解消するのは無理ですし、来年以降は更に18万円以上差が開きます。


このように、車一つ取っても絶望的に資産に影響を与えてしまう事が分かりました。日本車は壊れないと海外から評判です。そんな壊れない日本車の中古車が捨て値でゴロゴロ売られているのは世界中に見ても日本だけですから、これを蓄財に利用しない手はないと思います。