準富裕層に到達して思うこと
昨日、私は準富裕層に到達しました。その時の心境を残しておきます。
まず、SNS社会はそれ自体が競争社会であり、他人の株ブログでは30代で億り人は当たり前ですので、44歳で5,000万円到達は遅いような気持ちになるのが本音です。ただ、40代で資産5,000万円以上保有する家庭の割合は多く見積もって3%であり、それは偏差値69なので、現実的には東大、京大、医学部以外の旧帝国大理系学部に合格するレベルで困難であるはずですね。
ちなみに、40代の平均年齢は少子高齢化で実際は46歳であり、44歳で資産額5,000万円は3%よりもう少し低い割合となるはずです。
あと、資産額5,000万円のパワーですが、これも確実にあるはずです。会社を辞めるには足りない、しかし、恐らく生活費の50%相当を稼いでくれるパワーにはなると確信しております。
まず、資産を枯渇させずに資産を使う方法で有名な4%取り崩しルールでは、年間200万円取り崩して生活費に充てる事が出来ます。月15万円ちょっと生活費に余裕があれば、暮らしはかなり楽になりそうです。
また、私の勤め先もそうですが、概ね上場企業の純資産を従業員で割った額、ないしは株式時価総額を従業員で割った額は、1億円前後ではないでしょうか。つまり、資産1億円あれば、働かなくとも社会から搾取する立場になれる、と思うのです。私はその半分の資産額5,000万円ですから、社会から生活費の半分だけ搾取する立場になったと思います。
このことから、労働で50%搾取される側である一方、資産運用で50%搾取する側でもあるのが資産5,000万円の準富裕層の景色だと思うのです。
ちなみに、資産に与える行動で影響の特大なもの、大きいものを私は以下の通り考えてます。
【資産への影響特大】
退職し完全FIRE
家を買う
【資産への影響大】
高級車、ブランド品を買う
年1回海外旅行する
サイドFIRE
お父さんが時短勤務(給料25%減)
3LDK以上の賃貸マンション(家賃25万円)に住む
子供2人以上を塾、私立中、高、大に入れる
資産への影響特大である、退職、完全FIRE、家を買う、は資産5,000万円では不可能です。貧乏になります。
ただ、資産5,000万円あれば、資産への影響大のリストの行動は、取捨選択の上で、貧乏になる事無く余裕で出来ます。これがマス層、アッパーマス層との違いだと思います。
ただ、ここまで節約してきた人は、当然海外旅行も高級車もブランドも興味が無いはずなので、資産への影響大の行動を取るならば、生活の助けや家族のスタイルの変化に合わせて必要になる行動を選択すると思います。
そうして行き着いた考えが、私は「お父さんの時短勤務」を選択する、です。時短勤務では手取り給料が450万円程度に下落し、部長や課長にもなれず、昇進も無くなるのがデメリットです。しかし時短勤務によって例えば朝は洗濯したり食事を準備したり、子供たち3人を保育園や小学校に送る事も出来ます。夕方も同様に子供のお迎えや家事が出来ます。また、子育てサラリーマンにはありがたい事に泊まりの出張も無くなりますね。
これが引き続き時短無し勤務を続けると、実質妻が大半をやることになります。泊まり掛け出張の時、働いている妻は普通に家事無理でしょう。このような算段から、家族を犠牲にして仕事に掛けた生き方をするのは子供が3人居る場合、私は無理だと思うのです。日本人の3分の1が離婚する大きな原因の1つは、誰も述べている人が居ませんが恐らく共働きの子育てで生活が破綻したからではないでしょうかね。
資産5,000万円あれば、追加投資しなくても、資産は勝手に増えて行くため、時短勤務で生活費を稼ぐだけで良いはずです。これなら手取り給料450万円でも全く問題無いと思うのです。せっかく手にした準富裕層のポジション。私はそのパワーを有効に使う体験をしてみたいですね。
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