資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

金、国内最高値

この土日、金国内価格が最高値を更新していました。その額9,876円。


国際市場価格だと1958ドルで、全然最高値ではないのですが、円安で金国内価格が伸びています。S&P500も国内投信価額は最高で盛り上がっておりますが、金の場合はそのような過熱感は全く無く、淡々とした相場ですね。


金と言えば、投信、ETF、現物、先物などありますが、私は田中貴金属純金積立を利用しています。金は考え方次第でコストが全然違うから難しいのですよね。


【投信、ETF】

投信、ETFは株式と同様、分離課税に出来るので、キャピタルゲイン狙いの短、中期売買に良いですね。手数料も0.5パーセント程度以上は掛かるので、長期向けではないかも知れません。私の様に金を800万円ほど保有していると、手数料だけで年間4万円以上持って行かれます。


【現物】

現物投資である田中貴金属純金積立は、毎月3000円積み立てると保管手数料無料です。年間3万6000円積立費用は掛かりますが、現物が貰えるので実質タダでしょう。


問題は、総合課税なので、給与所得がある内は、下手に利益確定すると、税金が多く成りすぎることですね。退職してから、毎年少しずつ利益確定するのが良さそうです。


【先物】

やるなら期限を決めてでしょうが、元々、値動きが少ない金の先物にそこまでメリットを感じませんよね?


金は株式ほど上昇パワーを感じませんが、万が一、世界がもう一度、金本位制にするぞ!となった場合、金価格は10倍にはなるのでそういうのを夢見て保有するのは悪く無いですね。もし金本位制導入なら、私は億り人になれそうですし。


また、金融危機で株式が半値以下になったら、税金支払ってでも金を売り、S&P500の3倍ブルであるSPXLに500万円でも注ぎ込めば、やはり数年で億り人にはなれるはず。こういう保険にもなります。


でも、人に勧めるか?と言われると、値動きが小さくて株のパフォーマンスに置いて行かれる割に、落ちる時には平気で2、3割落ちる金の特性が気になってしまう。良く言うように資産の10パーセント程度までの保有なら可、という感じになりますかね。