資産の分水嶺を目指すブログ

アッパーマス、3児の父。不労所得のみで育児に専念する環境を作ることが目標。

少子化対策が国是なのに終身雇用廃止?

年間70万人を割ろうとしている出生数ですが、ここで政府は少子化によって国の存亡にトドメを刺す心意気のようです。


それは、「終身雇用廃止」。これは本気。

国民同士の競争を煽っても、経済や国力は1ミリも向上しないわけですが、戦争や少子化経済で学ばなかったのしょうかね。


終身雇用廃止や成果主義を導入したら、定時あがりや時短勤務、育休・看護休暇を取りまくる共働き子育て世帯が如何に不利か。


子育てには、朝8時の送り、小学生なら夕方までにお迎え、さらに食事の準備や遊びの相手など、親に必要とされるルーティーンがあります。子供が1人、2人、3人と増えるに連れて子育てルーティーンの影響が大きくなり、仕事どころではなくなります。


その中で成果主義導入で子育て世帯がクビを切られたり給料を減らされやすくなる訳ですが、これを国が肯定するという。本当に救いようがありませんね。


政策批判、政治家批判、公務員批判はやるだけ無駄なので、深入りしない方が良いでしょう。ただ、私たちは絶望的未来に向けて資産運用という地道な戦略を立てる必要が出てきますね。


これは、上陸してくる米軍を向かい撃つ地下洞窟要塞を設けるために、サイパン、硫黄島、沖縄で行った手作業での掘削作業に近いものを感じます。私は間に合うだろうか??


理想的には第1子が中学生になるまでに1億円保持者の富裕層となりたいところです。しかし3人の子育てと高給は両立が難しいので、幾ら資産運用を頼りにしても、率直に言ってハードルは本当に高いです。


そこでまずは資産5000万円の準富裕層、そして富裕層との中間値である7500万円が一つの目標となりそうです。このあたりを目指せば、クビになったとしても退職金を得ればほぼ富裕層になっているはずです。5人家族であっても当面は凌げるような気がします。